興徳寺

文応元年(1260年)に鎮西探題である北条時定が建立し、文永7年(1270年)に南浦紹明(なんぽしょうみょう)が開山した臨済宗大徳寺派の禅寺です。

 

 

語り継がれる龍王兎伝説

興徳寺には昔から語り継がれる伝説【龍王兎伝説】があります。

これは南浦紹明が宗に渡り学びを深め、帰国の途中に山中で狼に襲われそうな兎を助けたことから始まります。兎は南浦紹明から離れなかったため日本へ連れ帰りました。そして日本へ到着する目前で嵐に見まわれ船が難破しかけているところ、兎が波間へと跳ねました。すると嵐は収まり、波間に一筋の道が開け無事に日本へ戻ることができたのです。そして兎は金の龍となり天へと昇って行ったということです。

このことから【龍王兎伝説】として長きにわたって語り継がれ姪浜駅のモニュメントになるなど姪浜を語るうえで欠かせない伝説となっています。


丁寧に手入れされた素敵な空間

庭園はとても綺麗にお手入れがされていて和の雰囲気を思いっきり楽しめる空間になっています。

植物もたくさん生い茂っていて緑に囲まれた空間はマイナスイオンを感じずにはいられません。

 


【興徳寺】

住所:福岡市西区姪の浜5丁目23-1

TEL:092-881-0315

最寄駅:福岡市営地下鉄空港線 姪浜駅

アクセス:姪浜駅から徒歩8分

 駐車場:有