白毫寺

臨済宗大徳寺派の寺院です。

開山は興徳寺の開祖である大応国師の教えを受け継いだ『峰翁祖一和尚』です。

 

場所は姪浜の旧唐津街道沿いから少し小道を入ったところに位置しています。目印は姪浜買物広場という公園から旧唐津街道を挟んで真向かいに小道があるのでそこからいかれて下さい。

お寺ですが実はキリシタン史跡

白毫寺は禅宗のお寺ですが、キリシタンの史跡でもあります。

カトリック福岡司教区によると白毫寺は、中世の姪浜を形成した興徳寺の塔中から独立した寺院とのことで1962年、この寺の竹林から十字架が掘り出されたそうで。
十字架を見ていた子どもが欲しがって持ち帰りますが、母親が恐れて役人に届け、黒田藩から長崎奉行所に届けられています。(発見されたときの寺の名前は円福寺)
 姪浜には1560年代、キリシタンの村があったといい、1587年にはイエズス会の副官区長コエリュとフロイス神父が1週間滞在しています。フロイス日本史より



本堂に向かって左手にはお堂があります。

お堂にはお地蔵さまが鎮座されておりそれぞての手の形が違っています。それぞれの手の形の意味を住職さんに聞いてみるのも一つの楽しみですね。


【白毫寺】

住所:福岡県福岡市西区姪の浜3丁目11ー16

TEL:092-881-0855

最寄駅:福岡市営地下鉄空港線 姪浜駅

アクセス:姪浜駅から徒歩5分

 

駐車場:有