毎回、姪浜で活動されている様々な方へお話を伺っていく「地元の人に聞いてみた♬」のコーナー。今回は『うん!どう?パーク トライル』で体育教室や新体操教室、英会話教室などを展開し地元姪浜で子どもたちの心と体を育む加瀬佳澄さんにお話を伺ってきました。
ー本日はよろしくお願いいたします。
加瀬佳澄さん(以下「加瀬さん」):よろしく御願いします。
ーまずはこちら「うん!どう?パーク トライル」についてお伺いしていきたいと思うのですが、こちらは開業してどのくらい経つのでしょうか?
加瀬さん:2022年の4月で9年目を迎えます。
ーすごいですね、もうすぐで10年選手ですね。具体的にどういった事業を展開されているのでしょうか?
加瀬さん:当施設では、未就園児から小学6年生のお子様を対象として、体育教室、新体操教室、英会話教室を中心に指導しています。将来の日本を背負う大切な子どもたちの「心」と「体」の育成「健全な心は健康な身体から」を理念とし、日々活動しています。
運営母体は、愛知県名古屋市中区に本社を構える株式会社トライルです。開業当時は、地域の私立保育園や私立幼稚園の施設をお借りして、幼児・小学生を対象とした体育教室の運営が主な業務内容でした。
スタジオ形式で教室運営していますのは「うん!どう?パーク トライル 姪浜校」が第1号となります。
ーなるほど、姪浜はこれまでとは違った形での運営となるわけですね。
加瀬さん:そうですね、スタジオ形式は姪浜店のみです。他は、東海地区・関西地区・九州地区で約250ヶ園の私立保育園・私立幼稚園及び公共の施設で活動しております。クラブ員数は約11,000名と多くの方にご利用いただいています。
ー九州では姪浜が第1号の支店になるのですか?
加瀬さん:いえ、以前は博多区吉塚に事務所を構え、幼稚園・保育園での体育教室を運営していました。少しずつですが、福岡地区にもトライルが周知されてきたおり、創業当初から目標と掲げていた、トライルの教育理念を基にしたオリジナルスタジオを作りたいという願望がふつふつと沸き起こり、スタジオ「うん!どう?パーク トライル」を開業いたしました。
ーなぜ姪浜を選ばれたのでしょうか?
加瀬さん:そこはご縁によるところが大きいです。福岡市内でいろいろと物件を探して、博多や周船寺なども候補地として挙がっていたのですが、ここ姪浜の場所を見つけてあれよあれよと話が進んでオープンに至りました。
ーなるほど、それでは加瀬さんは姪浜のオープンから携わっているんですね。
加瀬さん:そうですね、それまでは私は前職で全く畑違いの仕事に就いていて秘書の仕事をしていました。ちょうど9年ほど前に支配人から一指導員としてインストラクターとしてアルバイトをしてくれないかとお話をいただいたんです。
ーそれでは最初はアルバイトからのスタートだったんですか?
加瀬さん:というお話でした。しかし、姪浜にスタジオが出来るということが決定し、以前から新体操指導を中心に仕事がしたいとの願望が目覚め、転職するかこのまま会社に残るか熟慮した結果、心機一転、退職を決断し新体操指導者と施設運営側のお仕事をするようになりました。
ー姪浜になにか特別な思いがあったんですか?
加瀬さん:もともと私は姪浜の出身で姪浜小学校を卒業しているんです。地元の姪浜が好きで自宅もここからすぐ近くなのですが、この場所にスタジオが出来ると聞いて、とても悩みもしましたがご縁を感じて前職を退職して今のお仕事に就きました。
ーそうだったんですね、先ほど最初はインストラクターとしてということでしたが元々新体操をやられていたんですか?
加瀬さん:小中高と新体操をやって来ました。小学6年生の時に団体競技で全国で5位にもなったこともあります。個人競技ではインターハイに福岡県代表として2回出場しています。
ー全国5位ってすごいですね。
加瀬さん:有難うございます。新体操に魅せられ選手として活動することに喜びを感じてきましたが、新体操って選手生命がとても短く、22・23歳でほとんどの方が引退する世界なんです。私も引退後は、新体操の世界から離れていていましたが、子どもたちに新体操の魅力を伝えたいと願い、指導者の道にはいり、育てることの喜びを見出すようになりました。子どもたちに指導したい・出来た時の喜びを味わってほしいという思いから、秘書として働く傍ら自分で小さな教室を開いていました。それで、知人の紹介を経てトライルからお声をかけてくださったんです。
ーなるほど、さまざまな縁が重なってここ姪浜でお仕事をされるようになったわけですね。
ー話は変わりますが、こちらの生徒さんはやっぱり姪浜周辺の子どもたちが多いのですか?
加瀬さん:とても多いです。姪浜小、内浜小というマンモス校がすぐそばにあって姪北小・愛宕小・愛宕浜小とたくさん小学校あり子どもたちの大半がこれらの小学校に通う子どもたちですね。遠くからですと糸島市の子や博多から地下鉄に乗ってこられている子もいます。
(姪浜駅を中心に姪浜小学校・姪北小学校・内浜小学校といくつもの小学校がある)
ーなるほど、確かに姪浜周辺って小学校が沢山ありますよね。
加瀬さん:そうですね、なので幼児や小学校低学年くらいまでの子は親御さんと来られますが、高学年くらいになってくると自分たちで自転車に乗って通うようになります。学校からお家に帰ってランドセルからレッスンバッグに持ち替えて、ちょっとお友達と遊んでその足でここまで来るって子が多いです。
ー今では沢山の子どもたちが在籍しているとお伺いしましたがオープンからここまでになるまでにどのくらいの時間がかかりましたか。
加瀬さん:姪浜校ができた初年度は1年間運営して締めくくりの発表会の参加者が30名くらいでした。そこからその子たちが継続してくれて、翌年度にまた新しい子たちが入ってという形で徐々に生徒の数は増えていきました。入ってくれた子たちが直ぐに辞めることなく長く継続してくれる子達がほとんどだったので本当に有難かったです。
ーなるほど、長く続けられるということは子どもたちが楽しめる環境をつくることが出来ているという一つの証だと思うんですが子どもたちを指導していく上でどのようなことに力をいれてらっしゃるのでしょうか。
加瀬さん:私たちの指導方針といたしまして、先生が楽しく元気にやらなければ子どもたちはついてこないと考えおり、まずはとにかく体を動かすことの楽しさを覚えてほしいということを念頭に置いています。例えば何か出来ないことがあったとしても叱るのではなく出来なかったことが出来るようになることで味わうことのできる喜びを教えることを心掛けています。
ーたしかに、出来なかったことで叱られると楽しくなくなってしまいますもんね。
加瀬さん:はい、しかし出来ていないことを出来ているということはしません。どうしたら出来るようになるのかということを子どもと一緒の目線に立って考えるようにしています。週に1回の教室を基本としていますが例えば個人で私はこれが出来るようになりたいといった相談をいただいた方の為に特別レッスン枠を設けたり、他にも夏休みや冬休みなど学校や幼稚園がお休みの期間を利用して短期教室などの特別授業を開催するなどして子どもたちが習得したいこと・出来ないことが出来るようになるためのヒントを与える場を設けています。
ー子どもたちが自分で考えて出来るようになるための手助けをしているというわけですね。
加瀬さん:そうですね、そうして子どもたちが自分で考えて行動して成長した姿を保護者の皆様に見せてあげることが出来るようにと思っています。
それから、先ほども申し上げましたが新体操の世界は、ケガなどの要因で選手生命が短い競技です。そんな状況を改善するために2021年には、ボディメイクインストラクターの資格を取得し、競争の特性からケガの多い新体操の子達のボディメンテナンスも考慮した指導にも力を入れています。
ーありがとうございます。それでは前半はここまでとさせていただきます。後半では更に深くお話をお伺いさせていただきたいと思います。
【うん!どう?パーク トライル 加瀬 佳澄さん】
未就園児から小学生を中心にカラダとアタマの運動を通して楽しさに触れることができる体育教室や新体操教室、英会話教室などを姪浜のスタジオにて展開している。
それぞれの専門スタッフがお子さまの年齢・成長に合わせて丁寧に指導することから評判を呼び、姪浜以外からも多くの子どもたちが参加する人気の教室となっている。
見学・体験レッスンも随時受け付けているということなのでご興味のある方はぜひ下記連絡先にお気軽にご連絡下さい。
【うん!どう?パーク トライル】
住所:〒819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜4丁目21−1 クリーンコート・ハイ
電話番号:092-881-1019
FAX番号:092-836-9904
E-MAIL:meinohama@undopark.com
公式ホームページ:http://www.undopark.com/